< 成績を上げるためにはどうしたらいいのか。 >

 

“なぜ一生懸命勉強しているのに成績が上がらないのか?”

答えは簡単“勉強のやり方がまちがっている”からなんだ。

 

 

 

1. 『英単語のおぼえ方』

             
ここで多くの生徒がする“まちがった勉強のしかた”を紹介しよう。        

英単語練習をするとき、「10個の単語を10回ずつ書こう。」と決めて

ノートにひたすら書き続ける。

 
書き終わった後、ノートを見て「いっぱい勉強した。」と満足する。        
でもこのやり方で本当におぼえられたのだろうか?          

実はほとんどおぼえていないんだ。“ただ手の運動”をしただけ。

時間を無駄にしただけだ。

 

   

おぼえるためには『頭を使うこと』が大切だ。

 

上のやり方ではほとんど頭を使っていない。

 

   

では、『頭を使ったおぼえ方』を紹介しよう。

 

 

 

         
①まずおぼえたい英単語の日本語訳をしっかり見て、発音とスペルをしっかり確認

  する。          ドッグ

 
    例 『』 『 dog 』 → 『d』『o』『g  

 

②『 dog を声に出して発音しながら、指でなぞる。            

 

③ノートに日本語訳『犬』と書いて、発音しながら英単語『 dog 』をゆっくり3回書く。

 

 

 注意! 決して速く書いてはいけない。 おぼえるために書くのだからゆっくり書く

 

④最後に目をつぶって頭の中に『dog 』のスペルを思い浮かべて、発音しながら

  指で手のひらにゆっくり書く。

 

⑤残りの英単語も同じように練習する。

 

⑥練習し終えたら、別のノート(または紙)に日本語訳をすべて書き、おぼえられて

  いるかテストする。

 

⑦すべてできていればOK。間違えた単語があればもう一度①から④を行う。

 

     

 

このやりかた『1・3・1集中暗記法』は漢字練習にも役立つ。

           

ぜひ試してほしい。

 

 

2. この『1・3・1集中暗記法』がなぜよくおぼえられるのか。

 

 それは頭を使っているからなんだ。

 

 

 

頭を使って勉強すると、脳が鍛えられ、今まで解けなかった問題も解けるようになるし、今まで覚えられなかったことがいっぱいおぼえられるようになる。

 

 

成績が上がる勉強法とは頭を使って脳を鍛える勉強

 

なんだ。

 

人間は“頭(脳)”と“体”からできている。

 

“体”は『運動する(体を使う)』ことで鍛えられ“筋力・体力”がつくことをみんな知ってる。

だったら“頭”だって『考える(使う)』ことで鍛えられ思考能力が向上

 

する”想像できるね。

 

“筋力・体力”がつけば、速く走ることも長距離を走ることもできるようになる。

 

同じように“思考能力が向上する”と難しい問題も解けるし、

たくさんおぼえられるようになる。

 

今まで問題が解けなかった、おぼえられなかったのは脳が鍛えられて

いなかったからなんだ。

 

 

3.塾は “勉強を教えてもらうところではない。”

 

           

勉強のやり方を教えてもらうところ”だ。

 

“勉強のやりかたがわかる”⇒“自分で勉強できる”⇒“脳が鍛えられる”

     

⇒“今までできなかった問題が自分の力で解ける

       

⇒“成績が上がる”

 

         

 勉強を教えてもらってばかりいる

   

          ⇓

         

脳が未熟のまま

 

いつまでたっても自分でできるようにならない

     

 

塾は“勉強を教えてもらうところではない。”

 

 

 

塾は“勉強のやり方を教えて

 

もらい

 

 

         

自分の力で勉強するところ”だ。

 

 

これを忘れずがんばれば、必ず成績は上がる

 

がんばろう!